伏線・どんでん返し・結末に衝撃！ ディカプリオに『今までにない難役と言わしめた』 映画シャッターアイランド 全あらすじ
こんにちは、がーこです。今日は、『シャッターアイランド』とい映画を紹介するよ！！
『シャッターアイランド』確かレオナルド・ディカプリオが出てた映画だよね？
そうだよ^_^ 動画配信サービスで映画を観ない日はない、この私が最近、観た映画で特に伏線回収が素晴らしいなぁと感動した作品なんだよ
伏線回収？じゃミステリー映画なんだ！！僕もミステリーは好きだよ^_^どんな映画なの？早く教えてー！！
見終わった後、凄く考えさせられる結末なんだけど、ラストシーンに込められた主人公の気持ちを思うとハッピーエンドなのかバッドエンドなのか・・・観る人によって捉え方が変わる結末と言えるわね
※この記事には、ネタバレが含まれていますので、まだ観ていない・これから観る、という方、ネタバレしたくないという方には必要のない記事となります。
✔️この記事に書いてあること
映画 概要
『シャッター アイランド』（英: Shutter Island）は、2010年のアメリカ映画。原作はデニス・ルヘインによる同名のミステリー小説「Shutter Island」。監督マーティン・スコセッシ・主演レオナルド・ディカプリオの4度目の作品。
2009年8月、パラマウント映画は本作の公開を2009年10月2日から2010年2月19日へと延期した。日本では2010年4月9日に公開。
引用元:Wikipedia
キャスト
引用元:Wikipedia
予告動画
あらすじ
連邦保安官のテディ・ダニエルズ（レオナルドディカプリオ
この島でレイチェル・ソランドという1人の女性が謎のメッセージを残し姿を消す。
次々と起こる不可解な出来事にテディは、孤島に秘められた秘密にだんだんと気づき始めるが・・・
ここからネタバレ！！
知りたくない！！って方は、ここでストップ！！
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シャッターアイランド全あらすじ（ネタバレ）
あらゆる伏線がしかれたシャッターアイランド。導入部分の掴みもよく、どんどんと引き込まれる作品 だけど、細かな伏線に一度観ただけでは完全に理解は出来ないと思うから、全て、見終わった後にまた答え合わせする様に2度3度と観ても面白いよ！！
物語は、1954年のアメリカボストンの孤島、シャッターアイランドに精神を病んだ犯罪者を収容する精神病院でのこと
その施設の名前は、アッシュクリフ精神病院
この島への出入りは、非常に困難
1日に数便しかないフェリーでしか行けません。
テディとチャック
1954年9月、この病院から1人の女性レイチェル・ソランドが姿を消したと連絡を受け
彼らは、謎の失踪者レイチェルを探すためにこの島へやってきたのです。
アッシュクリフ精神病院
精神病院の警備は厳重で、物々しい雰囲気が漂う
病院の入り口でテディとチャックの2人は警備副隊長のマクフィアソンに
「我々は、出来る限りの協力はするが滞在中は規則を守ってもらう」と約束を求められた。
精神病院は、男性患者を収容するA棟、女性患者を収容するB棟、最も危険とされる患者を収容するC棟に分けられており、C棟に入るには警備副隊長と院長のコーリーの許可書立会が必要だと説明を受け、規則に従い銃も没収される
レイチェル・ソランド
レイチェルは、自宅の裏の湖で我が子を1人ずつ頭を押さえつけ溺死させ死体を台所に運び自分は食事をしていた。
レイチェルは、入所してから2年、子供たちは生きていて、この病院を自宅だと信じ込み職員を"牛乳屋" "郵便配達員"だと
子供が生きているという妄想の中、職員に役を振り当て虚像の世界を作り上げ、回復の兆しはなかった。
レイチェルの夫は、ノルマンディ上陸作戦（第二次世界大戦）により他界していました。
捜査開始
コーリー院長にレイチェルの部屋へと案内された。ベッドしか置かれていない部屋に靴が一足そのままになっていた。
つまり、レイチェルは裸足のまま姿を消したことになる。
部屋の隅に隠すように置かれた小さなメモを見つけたテディ
そのメモには"4の法則 67は誰？"と謎のメッセージが書かれていた。
コーリー院長曰く、確かに筆跡はレイチェルのものだった。
頭のいいレイチェルが書いたメモ、必ず意味があるとテディが預かることにした。
捜査に乗り出したテディは、隣の島まで18キロかなりの距離があり海は冷たく、失踪した日は潮の流れが激しく到底泳ぎつけない、途中、力尽き溺れ死んだとしても海流で必ず島の岸に上がるはずだということを知りました。
島には、昔の灯台があり、今は下水処理場になっていて捜索は済んだと言われました。
職員らに聞き込みを始めたテディ
職員たちは、どこか不自然で協力的ではなく同じことしか言いわず何か隠しているようでした。
聞き込みをする中、レイチェルの担当医シーアン医師が当日から休暇を取り、フェリーで島を出ていることを知りました。
テディは、このシーアン医師がなんらかの形で失踪に関わっていると踏みました。
本土に向かいシーアン医師に話を聞こうとしました嵐の影響で全回線が不通、当然フェリーもしばらく出ないであろう、翌日も嵐になりフェリーは欠航
テディとチャックは、留まることを余儀なくされ島での捜査を続行させます。
テディは、収容されている患者にも聞き込みを始めます。
患者への聞き込みは、レイチェルのこと、それとは別に"レディス"のことも聞いていました。だがレディスのこととなると皆一様に口を閉します。
テディは、病院側が患者たちに口封じをしているのではないかと疑い始めます。
そんな中、1人の患者ミセス・カーンズという女性から「逃げて」と忠告を受けます。
この忠告により、テディの不信感は更に強くなっていきます。
相棒のチャックが「レディスとは？」とテディに質問します。
レディスとドロレス
レディスは、放火魔で彼が火を放ち、そのせいで妻のドロレスは死んでしまったのです。
レディスは、テディと妻が暮らすアパートの修理人でした。彼がこの病院に収容されているのです。
テディは、レイチェルとレディスを探す二つの目的を持って島にやってきたのです。
レディスは、捕まりもせず行方を眩まし、その後、偶然みた新聞で放火による殺人で捕まり
このシャッターアイランドへ収容されたことを知ったテディ
だがレディスのデータは何もかも消えていた。
テディは、この病院のC棟にレディスがいると睨んでいた。
レディスが消え、このシャッターアイランドのことを調べるうちにこの病院では、非人道的な人体実験が行われているのではないかという疑惑が浮上してきた。
人体実験とは、「ロボトミー手術」この手術は人を穏やかにすると言い行われていた。
患者たちは、そのロボトミー手術の実験に使われていたのだ。
そのことを世間に公表しようとテディは計画していました。
謎のメッセージの意味
病院では、コーリー院長を含めた医師たちが会議をしています。
嵐の勢力が強まり病院が停電するかもしれない状況が予測されました。停電すれば施錠した
部屋の鍵は解かれてしまい危険なC棟の患者が野放しになってしまう恐れがあったのです。
その会議中に入ったテディは、一部の会話からレイチェルの残した謎のメッセージの意味に気づきました。
コーリー院長の言った言葉「今C棟には24人の患者がいる」そして「A棟とB棟の患者は42人」
その人数をあわせると66人だった。
レイチェルの謎のメッセージは、ここには67番目の患者がいるという意味なのではないかと、ですがコーリー院長と医師たちに鼻で笑いあしらわれました。
コーリー院長から、「レイチェルが見つかった」と言われ彼女部屋に連れて行かれたテディ
彼女にあって、話を聞こうとするテディだがまともな話は聞けませんでした。
嵐もいよいよ勢力増していき、病院関係者、患者らと共に地下に避難することになりました。
この島に来てからというもの体調が優れなかったテディですが更に具合が悪くなっていきます。1人では立っていられないほどに
停電で補助電力も動かず、病院は患者たちが解錠された部屋から出てしまい大騒動になっていました。
この騒動に紛れテディとチャックはC棟へ侵入することにします。
C棟へ侵入できたテディは、ここでジョージ・ノイスという男に会います。ですがジョージは「また捕まったのはお前のせいだっ！！この嘘つきめ！！」と興奮するばかりで何も情報は得られませんでした。
C棟をでたテディとチャックは、灯台に向かいました。相棒のチャックは、何故かテディを灯台に行かせたがりません
そんなチャックを置いて、テディは灯台へと向かっていきました。
レイチェルの秘密
しかし、灯台への道はなく切り立った崖を降りていくしか方法はありません
命がけで崖を降りたテディの目に洞窟の入り口が
洞窟からは、明かりが漏れていました。中で誰かが火を灯しているようでした。
中へ入る1人の女性がいました。その女性が本物のレイチェルだったのです。
本物のレイチェルは、患者ではなく医師だったのです。
テディが聞いたレイチェルの起こした子供殺しはコーリー院長たちの作り上げた嘘だったのです。
レイチェルは、人体実験の事実を世間に公表しようとしコーリー院長によって患者へと仕立て上げられこの島に監禁されてしまいました。身の危険を感じ病院を脱出し、毎晩寝場所を変えて隠れていたのです。
この島へ入れば、例え連邦保安官でも二度と島を出られない。患者へと仕立て上げられれば誰も信じてくれない。
テディの具合が悪くなっていたのも病院から支給されたものを口にしたからだと、タバコでさえも薬が盛られているとレイチェルは言いました。
洞窟を後にしたテディは、病院へと戻りました。コーリー院長に昨晩別れたはずのチャックはどこにいるか尋ねると「君は、1人でこの島に来た」と言われます。
テディの中で疑惑が確信に変わりました。チャックは院長らに隔離され実験台にされる
テディは、後一つ捜索していない場所、灯台に向かいました。
真実
灯台にいたのは、コーリー院長
コーリー院長は静かに話始める。
レイチェルは、初めからいない。君の幻覚だと君はの手の痺れや幻覚は薬のせいじゃない。薬は１つも口にしていない。
手の痺れは、禁断症状だと
過去24か月間、君に投与し続けた薬の禁断症状だ。この島で投与し続けた。
君は、2年前からここにいる
そう言われたテディは、信じない「俺は連邦保安官だぞ、そんなことに騙されるか」と
コーリー院長の手には、テディの病院への受入票があった。
そこに書かれていたのは、67番目の患者を示す"証拠"で・・・
そこまで読むとテディに読めと手渡した。
受入れ票に書いてあったのは、テディの症状に関する記述であった。
元連邦保安官で知能が高く妄想が強い。暴力的性向、自分の犯罪行為を否定し、自責の念はない。物語を創作して自分の過去から逃避
テディは、怒り受入れ票を投げ捨て「相棒はどこだっ！！」とコーリー院長に詰め寄ります。
コーリー院長は、これまでにテディの幻覚に出てきた人物の名前は全てアルファベットで13文字からくるアナグラムでできている。同じ文字の綴り変えだと指摘する
これが"4の法則"だ
67番目の患者は、君なんだと
テディは2年前にここへ来た。自分を許せない犯罪を犯し別の自分を創り上げたのだ
そう、こな2年間テディは同じ話を繰り返ししていたのだ。
67番目の患者・嵐・レイチェル・相棒 全てテディの創り上げた物語
軍事訓練を受けたテディは、とても凶暴でこのままにしていては、あまりに危険過ぎる
看護助手、警備員、患者を傷つける
毎回、架空の出来事で捜査を始め周りの人たちに暴力をふるうテディは危険な患者であった。
何を言っても信じないテディの前に消えたはずのチャックが現れた
チャックの姿を見てテディは訳がわからない様子
チャックは、相棒ではなくテディの主治医、シーアン医師だった。
コーリー院長は、テディの妄想を現実にして現実との矛盾に直面し、そのショックで正気に戻るのではないかと仕組んだことだったと告白した。
ここで、テディが正気に戻らなければ、ロボトミー手術をしなければならない
正気に戻れば、手術は必要ない。
テディを救う為、一か八かの賭けに出ていたのだ。
真実は、妻のドロレスは殺されてなどいなかった。うつ病を患い自殺願望があった。
テディは、そんな妻がいやで酒浸りになり家にも帰らずにいた。
アパートに放火したのは妻のドロレス
そして、湖畔に引越し家の裏の湖で子供を3人溺死させる。
子供を溺死させた話は、レイチェルのものではない、妻のドロレスが犯したことだった。
コーリー院長が差し出したテディの子供の遺体の写真を見て、テディは一気に現実へと目が覚める
そして何もかも思い出す。
家に帰ると妻が子供たちを湖で溺死させていた。慌てて湖に飛び込んだがすでに子供たちは死んでいた。
「もう楽にして」と懇願する妻をテディは撃ち殺してしまった。
正気に戻ったテディは、全てを妄想だと認めた。
9か月前にもテディは一度正気になり、この病院をでたがまた症状が悪化し戻ってきた。
コーリー院長たちは、これで手術を回避できると一安心した
病院の玄関の前に座るテディ、そこへシーアン医師が隣に座る
テディの加えたタバコに火をつけると「この島を出ようチャック」とテディが言った
少し離れた場所にいたコーリー院長にシーアン医師が目で合図する
"また戻ってしまったようだ"と言わんばかりに
テディの手術が決定してしまったようだ
ふとテディが「ここにいると思うんだ。どっちがマシかな？モンスターのまま生きるのか善人として死ぬのか」
ここで映画は終わります。
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テディは、正気に戻ったにも関わらず、手術を選んだということでしょうか
最後のセリフに驚き、シーアン医師と同じ顔をしてしまっていた(´⊙ω⊙`)
テディのこの言葉は、自分の子供を救えなかった苦しみと妻を殺してしまった苦痛を抱えたモンスターとして生きていくのか手術を受け、全ての感情をなくして、この苦しみから解放されるのか正常な判断が出来るうちにこの決断をしたのだと思いました。
この映画のラストは、観る人によって解釈が分かれますがハッピーエンドともバッドエンドとも取れない結末でしたね。
見終わったあと、前半に散りばめられた伏線が気になりまた観たくなる映画でした。
ディカプリオは、「二度目に見た際にどう映るかが大事だった。いわば2つの芝居を同時進行で進めている感覚だった」とのちにインタビューに答えていたそうで、確かに素晴らしい演技だったと感動しました。
